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【13】「呼吸法」は健康法に必須のもの [健康法]

 呼吸法は一般に、宗教に関係するもの、何か特殊なもの、などと思われているようです。
 しかし、呼吸法はそういうものではなく、腹部の内臓の血行を左右する「呼吸ポンプ」の働きを最もよくするもので、健康法にはなくてはならないものです。

1.呼吸法で働きがよくなる呼吸ポンプ
   呼吸ポンプは腹圧が強い方が、働きがよくなるものでした。
                      (このブログの【3】参照)
   その腹圧は、胸式呼吸・腹式呼吸・呼吸法の順に強くなります。
   したがって、呼吸ポンプの働きが最もよくなるのは「呼吸法」、となります。
2.呼吸法の必要性
   ところで、呼吸は時に浅くなることがあります。浅い呼吸による弱い腹圧が続くと、
  内臓のどれか、あるいは、内臓のどこかに血行が悪くなるところが出てくる可能性が高
  くなります。
   日常生活で時々起きる浅い呼吸による弊害は、解消しておかなければなりません
   それを効率よくできるものが「呼吸法」です。
   病の多くが発生する内臓に対する“唯一”とも言える養生法、それが、呼吸法に対する
  正しい位置付けとなります。

≪「呼吸法」なくして健康法と言うなかれ ≫

【余談】内臓配置の妙内臓配置.jpg
     呼吸ポンプの存在を知ると、内
    臓配置の巧みさに驚かされます。
     内臓は、動き続けているもの
    と、そうでないものとに分けて
    配置されています。
     動き続けている心臓と肺は胸
    (部)にあります。
     そのほかの動き続けていないものはすべて、腹(部)に集められています。そこ
    にある胃や腸は食べたものが通るときは動きますが、それ以外では動きません。そ
    のほかの肝臓・腎臓などは、もともと、動かないものです。(上図参照)

     動き続けていない内臓は外から力を加え、動かし続けなければ、血行が悪くなっ
    てしまいます。
     その可能性がある内臓は、呼吸をするたびに働く「呼吸ポンプ」によって一斉に
    動かし続けることができるように、腹(部)に集められています。
     すべての内臓の血行は、このように配置されていることで保たれています。
     まさに、「内臓配置の妙」と言えます。



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